日本では国土地理院の5m, 10mDEMが入手可能ですが、SRTMは世界中のDEMを30mの解像度で入手できます。QGISのSRTM-Downloaderプラグインを使えば、マップビューに表示された範囲のSRTMデーターがほんの少しの操作でまとめてダウンロードできます。
QGISはフリーでオープンソースの地理情報システムです。
対象範囲をマップビューで表示してSRTM-Downloaderを起動
プラグインですので、まだインストールしていなければ、まずインストールしておいてください。インストールしてあれば、プラグインメニューの中に表示されています。

プラグインを起動すると、下図のダイアログが表示されます。中央の「Set canvas extent」をクリックすると、マップビューの範囲を示す緯度経度が入力されます。次に、「Output-Path:」に出力フォルダを指定します。

「Download」をクリックすると、ログインが求められます。まだSRTMデータを使ったことがなければ、ダイアログに表示されているURLをクリックしてユーザー登録します。

ユーザー登録画面は英語ですが、簡単です!

登録を終え、ID, パスワードをダイアログに入力すると、すぐダウンロードされます。たまに途中で止まることがありますが、再度ダウンロードボタンを押してやれば大丈夫です。たちまちDEMが入手できました!

感動するほど簡単ですね!仮想ラスタと組み合わせると水文解析などが超便利に行えますよ!
Have fun!

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QGISまとめ:専門家も使っているフリーのGIS。Windows, mac, Linuxで使用できますが、iphoneは非対応。最速マスターを目標に、自然・環境調査のために最低限必要な情報を厳選しています。
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