iRICでRRIが動くようになりました!公開されているいろいろなデータを使うと、いながらにして洪水シミュレーションができてしまいます。いちばん簡単にRRIが使えるようになる説明を目指します。
入門編
RRI (Rainfall Runoff Inundationモデル)は、流域にふった降雨が河川に集まり、流下し、洪水を起こす現象を予測します。オリジナルのモデルはICHARMホームページで公開されていますが、これをiRIC v3上で動作するようにしたのがRRI on iRICです。オリジナルの機能が完全に使えるわけではありませんが、iRICらしく簡単に使えるよう工夫されています。
RRIは2023年7月現在iRICのソルバーとして同梱されていませんが、RRI on iRIC Examplesのサイトからダウンロードすることができます。ダウンロードしたファイルは7-zipで圧縮されていますので、解凍してiRICのソルバフォルダ(デフォルトではc:\Users\ユーザ名\iRIC\solvers)にコピーします。
なお、iRIC v4用のRRIはいまのところ企業会員のみ利用できるようです。
以下ではとりあえずどうすれば動くのか、計算の流れを一通り説明しています。
基礎編
実際の流域のデータを使って計算してみましょう。パラメータの理解の重要です。
データ作成編
データの作り方の基本がわかればいろいろな場所に適用できますね。
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